歌手のテイラー・スウィフト(28)が、過去に寄付した自閉症を患う少年ファンと感動の対面を果たした。
Peopleによるとテイラー・スウィフトは2年前、自閉症を患うファン、ジェイコブ・ヒルくん(当時5歳)のために1万ドル(約110万円)を寄付。この寄付金はジェイコブくんにセラピー犬を飼うためのものだったという。
さらに2年たった今年の9月29日、なんとテイラーはジェイコブくんに米テキサス州ヒューストンで行われた公演の最前列のチケットとバックステージパスをプレゼント。ジェイコブくんはテイラーのおかげで飼うことができたセラピー犬のレイドと、母親、姉と共にコンサートに行ったという。
ジェイコブ君の母親は「テイラーは本当に優しかった。介助犬のレイドを見て、モフモフで可愛いねって言ってくれたの。そしてジェイコブに対して特に優しくて、障害のある子として見ずに“ジェイコブ”として接してくれました」と、テイラーの素晴らしい対応を明かした。
自閉症サポート団体「Autism Speaks」のフェイスブックには「テイラーはしゃがんで、ジェイコブの目をしっかり見つめて挨拶をしてくれました。彼女は、大きい音がして騒がしいコンサートにジェイコブがちゃんと来てくれたことに感謝していました」と書かれている。
さらにジェイコブくんの母親は「ジェイコブは、テイラーに『こんにちは』って言えるように私たちと練習していたの。彼はテイラーの顔をつかんで、髪を引っ張りながらちゃんと挨拶できました」と、ジェイコブくんがテイラーと話せたことを告白。
写真のフラッシュでびっくりし、テイラーに抱き着いたというジェイコブくん。そんな彼をテイラーはまるで天使のような笑顔でハグしている。介助犬のレイドもしっかり隣に座っている。またテイラーの「神対応」が一人のファンを明るく照らした。