“ソウルの女王”とも称される大御所歌手アレサ・フランクリン(76)の危篤が報道。親族は依然として、希望を捨てていないと語る。
テネシー州メンフィス出身のアレサ・フランクリンは、20世紀を代表する歌手のひとりだ。1950年代から活動をはじめ、「貴方だけを愛して」(1967)、「シンク」(1968)、「明日に架ける橋」(1971)といった数々の楽曲で一世を風靡。その圧倒的な歌声によって、“ソウルの女王”と呼ばれるまでになった。
8月13日、米CNNはアレサ・フランクリンが現在、ガンのためターミナルケア(終末医療)を受けていると報道。容体は相当悪いと伝えられた。
今年3月、アレサは医師の指示により、予定されていたパフォーマンスを中止に。1年前には、レコーディングは継続するが、コンサート活動は今年で最後にすることを宣言していた。
アレサ・フランクリンの甥であるティムは、Peopleに対し、現在は彼女が家族とともに自宅へ戻っていることを明かしている。依然として親族、そしてアレサ自身もは希望を持ち続けていることを話しており、「彼女が乗り越えられると信じている。叔母自身もそう信じているんです。それが大事なことでしょう」とメディアに語った。