人気ドラマ「ビッグバン★セオリー」、シーズン12以降も継続の可能性? キャストの「潮時」発言に対し、局側は「せめてあと2シーズン」

ジョニー・ガレッキ

シーズン12での放送終了が危ぶまれていた人気ドラマ「ビッグバン★セオリー/ギークなボクらの恋愛法則」が、以降も放送を継続する可能性が生じている。

「ビッグバン★セオリー」は、2007年から放送をスタート。オタクと美女という異色の組み合わせが受け、現在までに11シーズンが制作。シーズン12の継続は、2017年3月に前シーズンとまとめて決定していた。

しかしレナード役を演じるジョニー・ガレッキ(43)は今年初頭、「シーズン12をもって家へ帰り、家族と会うことは、誰にとってもいいタイミングだ」と、「潮時」発言。以降の番組継続に対していささか否定的な考えを明らかにしていた。

対する番組を放送する米放送局「CBS」は、シーズン13以降の制作に前向きだ。テレビ業界の巨大イベントTCAにて、同社代表のケリー・カールは、「今年が最後とは考えていない」と、「ビッグバン★セオリー」放送継続へ向けて話し合いの場を設けていることを明らかにした。TVGuideが伝えている。

今年5月にも局側は、番組クリエイター チャック・ロリーのアイディアが尽きない限り、放送を継続すると断言。「最低でもあと2シーズンは続いてほしい」と述べていた。一方で番組製作総指揮のビル・プラディは、これらの発言の報道に対して「すごくおもしろいね」と、なんとも言えないコメントを残している。

「ビッグバン★セオリー」シーズン12は、現地時間9月24日より全米放送を開始。国内放送時期については、現時点で未定だ。