先週、ラッパーのドレイクは、心臓の病気を持つ11歳の少女を入院先の病院にサプライズ訪問し、少女をとても喜ばせた。しかし少女にとってさらに予期せぬ奇跡が起こり、全米で話題となっている。
ラッキーなことに、ドレイクと会えた少女の名前はソフィア・サンチェスちゃん。Peopleによるとドレイクは、自身の楽曲「In My Feelings」によって派生したSNSの「In My Feelings Challenge」を通し、ソフィアちゃんの存在を聞き、さらに彼女が心筋症でシカゴの病院に入院している事、心臓移植のために新しい心臓が提供されるのを待っている事も知った。
そしてドレイクは彼女の望み通り、彼女の誕生日プレゼントとしてソフィアちゃんの病室をサプライズ訪問。ソフィアちゃんは「びっくりして一瞬言葉もでなかった」と、大喜びした。
しかしソフィアちゃんの幸運はこれだけでは終わらなかった。ドレイクがお見舞いに来てから約1週間後、なんと新しい心臓の提供者が現れたのだ。8月26日に投稿されたビデオで、ソフィアちゃんが心臓の移植手術ができるというニュースを初めて聞いたときの動画が公開された。
「誕生日の願いは、ドレイクに会うこと。これはもう叶ったわ。もうひとつの願いは心臓をもらえること。これも叶う予定よ」と話すソフィアちゃん。そこへ母親らしき女性が「聞いて。その願いは今日叶ったわ。あなたは心臓をもらえるのよ」と、嬉しい知らせをすると、ソフィアちゃんは喜びのあまり泣き出してしまった。
ドレイクに会う事と、新しい心臓を手に入れるという奇跡的な願いを両方叶えたソフィアちゃん。既に心臓移植手術を終え、回復を待つために入院を続けるという。