ラッパーのカニエ・ウェストが、偶然出会ったホームレスの青年をスタジオに連れていきレコーディングをした。
TMZによると、ラッキーなことにカニエ・ウェストの目に留まったのはニノ・ブルー(Nino Blu)という名で活動しているラッパー。彼がニューヨークにいたところ偶然カニエに遭遇し、話しかけ、自分のラップを披露。するとカニエは彼の才能を認め、ニノをスタジオに招いたという。
スタジオに向かう前、カニエとニノは動画を撮影。いかにして若い彼がホームレスになったかなどの経緯などを語った。
nino blu pic.twitter.com/Mk9IlU6AcZ
— ye (@kanyewest) September 29, 2018
「僕の名前はニノ・ブルー、今カニエ・ウェストと一緒にいる。この前僕の誕生日だったんだけど、今はホームレスだ。一緒に住んでた男がちょっとクレイジーで家を出たんだ。道にいたらカニエに出会って、今スタジオに向かってる」
「カニエは僕のラップを聞いてくれた。いいエネルギーだって言ってくれて、僕にスタジオでビートとかを見せてくれるって。すごく恵まれた気分だよ。神が見守ってくれていると感じてる。今起こっていることを説明できるような言葉がみつからないよ」「クレイジーな奇跡を感じる。みんな、もし夢や追及したいことがあるなら、最後まで続けろよ。何が起こり得るかわからないから。この宇宙は神秘的な力で動いてる」
ニノのツイッターを見るところによると、彼は米フロリダ州オーランドの出身で、カニエの大ファン。彼のタイムラインはカニエについてのツイートであふれている。2016年にはカニエにデモテープを送ったという内容の投稿も。
さらにニノはラッパーとしての活動歴は短くないようで、Redditのスレッドによるとニノは2013年のケンドリック・ラマーのオープニングアクトを務めたり、ドレイクのツアーバスに同行した記録もあるようだ。
思わぬ形で夢をかなえたニノ。カニエとの出会いによって今後ブレイクとなるか。