今や世界中で大人気のジャスティン・ビーバーだが、彼が12歳の頃に才能を見出しスカウトしたマネージャーが、ジャスティンを発見したのは「偶然」であったことを明かした。
ジャスティン・ビーバーのマネージャー、スクーター・ブラウンは、これまでジャスティンのほかに歌手アリアナ・グランデやカーリー・レイ・ジェプセンなど多くのスターを生み出してきた。人柄もいい彼はアーティストからはマネージャーとしてだけでなく友人として親しまれている。
そんなスクーター・ブラウンは先日、Daily Goalcastに対し「大学1年の時に自分のビジネスを初めて、それから3年半の経験を積んだ。誰も僕を信じなかったけど、当時のソーシャルメディアに可能性を感じていたんだ。アーティストっていうのはSNSで『自分が誰かを発見した』という瞬間に一番の才能が現れる」と、SNS時代の初期からそこで新たな才能を探していたことを明かした。
さらに「自分のレーベルを始める時に“マイスペース(SNS)”で出会ったアッシャー・ロスという子と契約をした。そのあとYouTubeを見ていたら偶然、一人の少年がカナダの教会で歌っている動画を見て、その瞬間この子は世界で最も成功するアーティストになるって分かったんだ。それが12歳の時のジャスティン・ビーバー。それを見てから、彼に連絡を取るためにしつこくアプローチして、ジャスティンと母親と一緒にアメリカに来てもらったんだ」と、ジャスティンの才能を発掘した瞬間を振り返った。
その後、ジャスティン含む数人のアーティストの生活費を払いながら“ゆっくりと破産の道”へと向かっていたというスクーター。しかしアッシャー・ロスが「アイ・ラヴ・カレッジ」が大ヒットし、スクーターの会社はそこから上り調子に。「あそこで諦めていたら、成功がすぐそばにあるということに気付かなかった」と、山あり谷ありの人生を振り返った。