ラッパーのカニエ・ウェストが一時期やめていたSNSを再開し、最初の投稿で「マインドコントロール」について熱く語った。
Deadlineによるとカニエ・ウェストは10月14日、ツイッターに連続でビデオを投稿。いくつかのものは途中で途切れたり、音声と地球のアイコンのみの謎な動画もあり、同誌は「お父さんが携帯カメラを初めて使ったよう」とユーモラスに表現している。
その中の一つ、約10分にも及ぶ動画でカニエは、マインドコントロールについて熱弁。
「みんなSNSで、他人に“こうするべき”とか言われたり、ポジティブなものを投稿しても“たいしたことじゃない”って批判されたりするだろ。それってマインドコントロールなんだよ」
「“こうするべき”って言われる度に、他人に自分の脳みそを触られている感覚に陥る。女性は体を勝手に触られたくないし、誰に捧げるかを自分で決めるだろ?それとマインドは同じなんだ。誰にでも触られていいわけない」
「曖昧に喋る方法を忘れてしまった。俺はハッキリと、筋の通るように喋るように“プログラム”されてしまったんだ。それは自分の感じ方にも影響する」
カニエは他にも小説家アイン・ランドや自身が出演した「サタデー・ナイト・ライブ」の話題、宇宙にポジティブなエネルギーを注ぐこと、紙媒体を購入することの大切さなどについて触れた。
さらに、ツイッター社のCEOジャック・ドーシーと話した際に「フォロワーやいいね機能を排除できるようにプログラムしなおせないか、なぜならこれらの機能は自己評価を下げることにつながるから」と語ったことを明かした。
カニエは最後「俺たちのマインドは自由だ。君も自分のマインドをクリアにしよう」と締めくくった。
Mind control https://t.co/YDYXQ45bDL
— ye (@kanyewest) October 13, 2018