「U2」ボノ、ライブ中に声が出なくなり公演を中止に

「U2」ボノ

「U2」のフロントマン ボノ(58)が、ライブ中、喉に異常をきたし、公演を中止にした。

9月1日、独ベルリンにて行われた「Experience + Innocence Tour」公演の最中、ボノのボーカルに異常が。「Beautiful Day」を歌い終えた後、ボノは観客に対して、自身の不調に困惑した様子で、「別日へ振り返るか、10分から15分のブレイクをもらう」ことを提案。「10分休憩」と宣言しステージからいったん去るも、そのまま公演は中止が決定した。米TMZによれば、公演開始時は問題ないように聞こえていたという。

後ほど「U2」は、該当公演に関する公式声明を発表。ショーの中止を謝罪し、「ボノの体調は整っており、声もよく、ベルリンでのショー2日目を楽しみにしていたが、数曲を終えた段階で、声が出なくなってしまった」と、当日の流れを説明した。

翌日、ボノは自身の体調に関する声明を発表。医師の診察の結果、治療を受ければ、ツアーの残り日程をこなすに充分な状態に回復すると述べた。「深刻な状態ではないと判明し、とても安どしました」とするとともに、前日のコンサート中止を改めてファンに謝罪、11月13日に現地で再び公演を行うことを伝えた。