人気ボーイズグループ「ワン・ダイレクション(1D)」のルイ・トムリンソンが、英オーディション番組「Xファクター」で、自分が助けた出場者が復帰し、感動的な歌を歌い上げ涙した。j-14.comなどが伝えている。
現在「Xファクター」の最新シーズンで審査員を務めているルイ・トムリンソン。そこへアンソニー・ラッセルという男性がステージに登場した。
実はアンソニー・ラッセルは、前回のシーズンに出場するも、ドラッグ依存から立ち直るためリハビリ施設へ入ることとなり、番組途中で敗退した。その時、彼を助けたのがルイだったのだという。
アンソニーは「ツイッターで、ルイはぼくに『助けが必要ですか?ぼくは君を手助けしたいんだ』とメッセージをくれたんです。ぼくは4ヶ月リハビリ施設に行きましたが、それはぼくにとって大きな救いでした。もしルイがいなかったらぼくはここにいることはできませんでした。ぼくはまた『Xファクター』に戻りたいと思ったんです」とルイへ感謝すると、アヴィーチーの「Wake Me Up」を歌い上げた。
アンソニーの言葉とパフォーマンスに感極まり目に涙を浮かべたルイは「無理だ。今しゃべることさえできないよ。ぼくたちにとって大きな瞬間だったね。君は本当によくやってくれた」と、コメントし大きな拍手を送った。