人気バンド「マルーン5」のフロントマンである歌手のアダム・レヴィーンが、勘違いしてMTVをバッシングしてしまったことを謝罪した。E!Newsなどが伝えている。
先日、8月20日に開催される、MTV主催の音楽授賞式「2018 MTV Video Music Awards(エムティーヴィー・ビデオ・ミュージック・アワード、以下 VMA)」のノミネートが発表された。人気女性ラッパーのカーディ・Bが最多10部門のノミネートを果たし、ビヨンセ&ジェイ・Z夫妻による「ザ・カーターズ」は、先日突如サプライズリリースされたアルバム「Everything Is Love」で、「最優秀ビデオ賞」を始めとする8部門にノミネートを果たしている。
その一方で、今回のノミネート発表に不満を爆発させたのはアダム・レヴィーン。アダムは「今年、チャイルディッシュ・ガンビーノは、最もインパクトのある、とても考えさせれる、インテリジェントなミュージックビデオを作り上げリリースした。彼がVMAにノミネートされなかったことは彼が気にしていないのはわかっているよ。だって彼は全てにおいてファッ〇ング・クールだからね。でもぼくは気にする。ぼくは彼のようにクールじゃないからさ」と、チャイルディッシュ・ガンビーノが今回VMAにノミネートされなかったことに怒りをあらわにした。
しかし実際のところ、チャイルディッシュ・ガンビーノは「最優秀ビデオ賞」や「ビデオ・ウィズ・ア・メッセージ賞」など7部門にノミネートされていたのだ。
かなりの早とちりで勘違いしてしまったアダムは、最初の投稿を削除。その後に「クソ、普段はこんなヘマなこと言わないのに。でも今回やってしまった…。チャイルディッシュ・ガンビーノの『ディス・イズ・アメリカ』はVMAで7部門ノミネートされていた。なんで正しい情報を手に入れられなかったんだろう。自分の間違いを認めます。MTVごめんなさい。でもまだMTVのことがキライだよ。それでも今回はごめんなさい」と謝罪した。
アダムは以前からVMAがキライだと明かしており、去年のVMAでもパフォーマンス中にCMが流れたことや、VMAの演出に不平不満を漏らしていた。でも今回ばかりは、自分の単なる勘違いであったことを認めざるをえなかったようだ。
Shit. I don’t usually put my foot in my mouth. But this time, I did. ‘This is America’ actually WAS nominated for 7 VMAs. How I didn’t get the right info is beyond me. I stand corrected. I’m sorry MTV. Still hate you though. but mostly, I’m sorry.
— Adam Levine (@adamlevine) August 4, 2018