故ポール・ウォーカーのドキュメンタリー映画「I Am Paul Walker」予告映像が公開 「娘とサーフィン、それが彼のすべてだったんだ」

「I Am Paul Walker」より、1986年のポール・ウォーカー

2013年に死去した俳優ポール・ウォーカーを題材にした、ドキュメンタリー映画の予告映像が公開された。

ポール・ウォーカーは、俳優として映画「ワイルド・スピード」シリーズに出演、ブレイクを果たすも、2013年11月、米カリフォルニアにて事故死。当時、撮影中だった映画「ワイルド・スピード SKY MISSION」は、実弟らの協力を得て完成され、2015年に公開された。

悲劇的な死から5年、生前の彼を扱ったドキュメンタリー映画「I Am Paul Walker(原題)」が、ついに公開される。予告映像が公開された。

本作には、生前のポール・ウォーカー自身の映像に加え、家族、友人、映画監督ら、彼をよく知る人物たちが出演。ときに笑顔で、ときに切ない表情で、故人との思い出を振り返っている。

弟、妹たちは、生前の兄ポールについて「大きな子どもだった」「スピードが大好きだった」と語る。友人たちは、「操り人形とは程遠いタイプだった」と、彼のアウトローな一面を明かしている。

シリーズ一作目「ワイルド・スピード」を監督したロブ・コーエンいわく、「娘とサーフィン、それが彼のすべてだった」。また、ローマン・ピアーズ役で共演していたタイリース・ギブソンは「自分たちのように彼のことを愛していれば、どうして彼なんだ。どうして自分じゃないんだ、と言うはずだ」と、改めて悲しみを吐露した。

おじいわく、「多くの人々の人生を変えた」というポール・ウォーカー。「I Am Paul Walker」は、米ケーブルTV局「パラマウント・ネットワーク」にて8月11日に放送予定。日本国内におけるリリースは未定だ。