歌手のアリアナ・グランデが、日本時間9月18日朝に行われた「第70回エミー賞授賞式」に出席予定であったが欠席。関係者が理由を語った。
Peopleによると、当初アリアナ・グランデは婚約者ピート・デヴィッドソンと共にエミー賞授賞式に参加する予定であり、開催前に撮られたリハーサルの写真には、二人の顔写真と名前がしっかりと席に置いてあることが確認できる。
Ariana will be attending the 2018 #Emmys with Pete Davidson on September 17th! pic.twitter.com/WkF5INAsYL
— Ariana Grande Today (@ArianaToday) September 13, 2018
しかし当時、2人の姿はどこにも見当たらず、欠席したことが明らかとなった。アリアナのスタッフはPEOPLEに対し「予定を変更し、アリアナは今夜のエミー賞には参加しません」「ピートも、彼女と一緒に過ごすためにニューヨークに残ります」とコメントを出した。
エミー賞が開催されたのは、アリアナの元恋人マック・ミラーが亡くなってからたった10日後。さらにアリアナは、2017年5月22日に自身のコンサート会場で起きた自爆テロがきっかけで、今でもPTSD(心的外傷後ストレス障害)や不安症に苦しんでいることも最近告白した。
アリアナのクルーは「ここ数年間に起こった出来事によって負った傷を癒すために、アリアナはゆっくりと休みます。家の近くにとどまって、愛する人たちと過ごし、締切のない音楽制作に取り組みます。彼女は、ファンの理解にとても感謝しています」と、授賞式欠席の理由を丁寧に説明した。
先日、マック・ミラーが亡くなって以来初めて外出しているところが目撃されたアリアナであったが、彼女の表情は笑顔とは程遠いものばかり。アリアナの傷が癒え、また人前に出てきてくれる時を気長に待ちたい。