ラッパーのカーディ・B(25)が、逮捕、のちに釈放されたことが報じられた。
カーディ・Bは、10月1日、自ら米ニューヨークの警察署に出頭。8月29日に起きた、ストリップクラブにおける暴行事件のためだと米TMZが報じた。
この事件は、カーディ・Bがバーテンダーと、姉妹らに暴行するよう、友人らに命じたというもの。被害者のひとりである女性は、カーディ・Bの夫と性的な関係があったとされているが、当人は否定している。関係者は、事件は衝動的に起こしたものだと証言しており、計画性はなかったと話している。
依然としてどのようにしてケンカが始まったのか、また計画性の有無はハッキリしていないものの、このとき彼女の友人は、酒ビンや椅子を、ふたりの女性に対して投げつけており、事件現場には警察や救命士が駆けつける事態となっていた。
また、この事件に先駆け、8月15日にも、カーディ・Bは5人を集め、被害者女性と悶着を起こしていた。このとき彼女は、「被害者女性の髪をつかみ、殴り、灰皿で殴りつけていた」と報じられている。
被害者女性はふたつの事件以前にも、「対面、そしてインスタグラムを用いて、数か月にわたってカーディ・Bから脅迫を受けていた」と訴えている。
出頭・逮捕されたあと、カーディ・Bは一時的に留置所に入ったものの、現在は釈放されている。現地警察は、カーディ・Bがふたつの事件において「無謀に他人を危険にさらした」との罪、一件で第三級暴行罪に問われていることを発表。今月中にも裁判の開始が予定されている。