来日中の2CELLOS、なんとあの由緒ある東京国立博物館でパフォーマンス披露

2本のチェロによる超絶演奏で世界を魅了するルカ・スーリッチ（31）とステファン・ハウザー（32）からなるチェロ・デュオ、2CELLOS(読み：トゥー・チェロズ)。10月17日、日本先行発売となる最新アルバム『レット・ゼア・ビー・チェロ～チェロ魂』のプロモーションのため来日中の2人が、10月14日（日）東京国立博物館で行われたトーク＆ライヴ・イベント 【J-WAVE SEASONS presents 2CELLOS PREMIUM NIGHT in東京国立博物館】に出演した。

東京国立博物館は、明治5年（1872）に創立された、日本で最も長い歴史をもつ博物館で、質・量ともに日本一のコレクションを誇る博物館だ。2CELLOSは重要文化財に指定されている本館の大階段から最新アルバム収録曲「イマジン」と「ハレルヤ」の２曲を披露した。ジョン・レノンとレナード・コーエンが書いたタイムレスな名曲を披露した日本最速ライヴの模様は10月27日にJ-WAVEのSEASONS内でオン・エアが予定されている。

東京国立博物館では12月9日まで特別展「マルセル・デュシャンと日本美術」が開催中（ https://duchamp2018.jp/　）。特別展で改めて注目が集まるマルセル・デュシャンは、伝統的な西洋芸術の価値観を揺るがし、20世紀の美術に衝撃を与えたフランスの芸術家。

クロアチア出身の2CELLOSは、2011年のデビュー以来２本のチェロのみで既存の概念を打ち破り、クラシックからロックまでジャンルを超えて自在に音楽の楽しみを世界に披露するアーティスト。革新的なアイディアをもって時代を切り開くアーティストの魂が共鳴するこのイベントに25組50名のリスナーが招待された。

最新アルバム『レット・ゼア・ビー・チェロ～チェロ魂』はデビュー以来５枚目となり、１年８か月ぶりとなる。クイーン、レッド・ツェッペリンの人気曲、エド・シーランの「パーフェクト」、昨夏世界的ブームとなったラテン・ナンバー「デスパシート」等最新ヒットまでを網羅している。映画音楽、クラシックにいたるまでニュー・アルバムの選曲は心に残る美しい旋律がきわだつ曲ばかり。

深い余韻を残す2CELLOSオリジナル作品を２曲収録し、コンポーザーとしての充実ぶりも聞かせる。日本盤ボーナス・トラックとして特別にザ・キンクスの「オール・オブ・ザ・ナイト」のカバーが収録され、さらに日本限定でミュージック・ビデオ７曲入りDVD付限定パッケージが発売される。念願の11月19日（月）に行われる武道館公演にむけての予習用としてファン必携のアイテムとなりそうだ。