離婚、ひいては親権と養育費をめぐり、アンジェリーナ・ジョリー(43)とブラッド・ピット(54)の裁判がますます泥沼化。反論に反論し合う泥合戦の様相だ。
アンジェリーナ・ジョリーは、「2016年の離婚申請以来、ブラッド・ピットは6人の子どもたちに対して十分な養育費を支払っていない」と主張。これに対してブラッド・ピット側は、「900万ドル以上支払っているし、親の責任は果たしている」と反論していた。
アンジェリーナは反論に対する反論として、UsWeeklyにて公式声明を発表。ブラッド・ピット側の訴えは「真実を覆い隠し、事実から目をそらそるもの」として、彼は「子どもたちへの法的義務を果たしていない」と改めて主張している。
夫妻の破局は、2016年、機内でブラッドが長男マドックスに手をあげたことが原因とされている。アンジェリーナ・ジョリーは、この一件を理由に、彼女と子どもたちは自宅を出ることを余儀なくされ、彼は引き続き同じ邸宅への居住を選択したとしている。そのためアンジーは、新たな家の購入援助を彼に求めたが、代わりに彼は利子つきで金銭を「貸付」たのだとか。
アンジェリーナ・ジョリーは、子どもたちにかかる養育費用50パーセント分の負担を、ブラッド・ピットに求めている。今回の声明によれば、この2年、それ以上の割合を彼女が負担してきた。
「養育費とは、カリフォルニア州において選択肢ではありません。要求や、裁判所からの命令なくして、自主的に支払われるべきものです。今後、これ以上の遅延や、不誠実な態度抜きで、事態が解決することを望んでいます」