「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」ドラックス役デイヴ・バウティスタ、ジェームズ・ガン元監督の進退をめぐって降板を覚悟

デイヴ・バウティスタ

人気映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズで、ドラックス役を演じるデイヴ・バウティスタ(49)が、ジェームズ・ガン監督の進退をめぐって、自分のクビをかける覚悟を明らかにしている。

ジェームズ・ガン(51)は、過去の不適切ツイートを理由に、制作中のシリーズ第三弾「Guardians of the Galaxy Vol. 3(原題)」から降ろされた。出演者たちは、ガン監督の再雇用を求める声明を公にしていたが、メディアは「絶望的」だと報じている。

これに対してデイヴ・バウティスタは、ツイッターにてガンの進退がどうなろうと、契約義務から「Vol. 3」へ参加することを明言。しかし「ジェームズ・ガン抜きのGOTGは、自分が契約した作品でも、GOTGでもない」と述べ、極右派からの告発を受けガンのクビを切ったディズニーとの仕事は「吐き気がする」と言い切っている。

その後、ShortListに対してバウティスタは、「もしガンが書いた脚本を使わないのならば、契約を解消すべく交渉し、自分の降板とドラックス役の再キャスティングを要求する」と表明している。

バウティスタは、小児性愛や、性的暴行をネタにしたガンのツイートそのものは、誰も擁護していないとしながらも、わざわざ古いツイートを発掘し、告発した極右派の行為を批判している。

「解雇があった翌日、クリス・プラットと話した。彼は信心深いから、しばらくは祈ってことの成り行きを見守ろうと。でも自分は、くそくらえ、こんなのデタラメだと思った。ジェームズは誰より優しく、礼儀正しい人物だ」