次世代ボーイズ・バンド「ホワイ・ドント・ウィー」が、8月18日と19日に開催された音楽フェス「サマーソニック2018」出演のため初来日を果たした。
「ホワイ・ドント・ウィー」はダニエル・シーヴィ、ザック・ヘロン、コービン・ベッソン、ジョナ・マレー、ジャック・エイブリーからなる5人組ボーイズ・バンド。
2016年10月7日、シングル「Taking You」でデビュー。2017年4月にリリースしたセカンドEPからの楽曲「Something Different」は全米で大ヒットを記録し、iTunes Pop Chartで1位を記録した。さらに2018年2月にリリースした新曲「Trust Fund Baby」はエド・シーランが手がけるなど、今大注目のボーイズ・バンドだ。
そんな「ホワイ・ドント・ウィー」に、TVグルーヴは単独インタビューを実施。初来日の感想、グループ結成の経緯、そしてエド・シーランとの出会いなどたっぷり語ってもらった。
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――まずはメンバーひとりずつ自己紹介をお願いします。
ダニエル、ザック、ジョナ、コーデン、ジャックの5人で「ホワイ・ドント・ウィー」です!
――今回待望の初来日を果たしましたが、初めての日本の感想はいかがですか?
ザック:日本のこと大好きさ!
コービン:すばらしいよ!
ダニエル:日本はまさに“未来”なんだ!
コービン:街が本当に未来的で、歩いているだけで「ワオ!」ってなってしまうんだ。まるで2070年に来たみたいだって感じるんだよ!
――何か覚えた日本語はありますか?
全員:「アリガトウ!」
コービン:「アイシテル!」
ザック:「コンニチワ!」
ダニエル:「ハジメマシテ!」
ジョナ:何それすごい!知らなかった!
コービン:日本語はとってもクールだよね。日本語の文字も!
――今回「サマソニ」に初出演されましたが、感想はいかがですか?
ジョナ:すばらしかったよ!
コービン:会場は巨大だったね!
ジョナ:日本での初めてのショーがスタジアムだなんてクレイジーだよね!またショーで日本に戻って来たいよ。
――今回は現在行っているツアーのセットを持ってきたのですか?
コービン:そうなんだ。でも今回はスタジアムでステージが通常より大きかったからちょっとバージョンを変えたんだよ。実際のツアーではランプと5つのスクリーンがあって、その前に立って、まるでスーパーヒーローみたいになるんだ(笑)。
――衣装チェンジが2回もあってステキでした!
コービン:ありがとう!そう、タキシードも着たんだ(笑)!
――そもそもなぜ「ホワイ・ドント・ウィー」というグループ名になったのでしょうか?
ジャック:ぼくたちはグループ結成前から友だちだったんだ。ぼくはコービンとザックとツアーをやっていて、実際ぼくたちはみんなツアーで出会ったんだよ。ある日、ぼくたちみんなでロサンゼルスに行こうとなって、そして一緒に歌い始めてみたら、「ねえこれってクレイジーなくらいいいよ!ぼくたちバンドを結成するべきさ!やるっきゃなくない?(Why Don’t We)」ってなって、そしてグループとしての活動が始まったんだよ!
――お互いどうやって知り合ったのですか?それぞれ最初はソロとして活動していたんですよね?
ジャック:そう、ぼくたちはみんな最初はソロのアーティストだったんだ。
コービン:ぼくはジャックとザックと1~1年半一緒にツアーを回っていたんだ。ジョナとは地元のショーで出会ったんだよ。当時はぼくの中で一番大きなショーで最高だったね。そしてダニエルとはアメリカのオーディション番組「アメリカン・アイドル」で会ったんだよ。
――ダニエルさんは「アメリカン・アイドル」に出演されましたよね。オーディションはいかがでしたか?
ダニエル:ぼくはいつも「アメリカン・アイドル」に出ることを夢見ていたんだ。ぼくはまだすごく若かったけど、想像以上にすばらしい経験になったよ。たくさんのことを学んだね。
コービン:ちょっとおもしろい話なんだけど、ある日ぼくは家の下の階のベッドルームにいたんだ。音楽作ったり、ビデオゲームをやったりしていたよ。そしたらお母さんが来て、「コービン!ちょっとテレビ見て!」と言ってきて、ぼくは「もうー」って感じで仕方なく上の階に行ったら、お母さんがテレビの画面を一時停止して「これ見て!」って。そしたらダニエルが「アメリカン・アイドル」に出演した時の放送がやっていたんだ。そしてお母さんは「見てこの子!」ってぼくに言ってきたんだよ。それからぼくはツイッターで当時まだ知り合いじゃないダニエルに「ヘイ、君のことテレビで見たよ。君の未来は明るいに違いないさ!」って送って、そしてしばらく経ってからぼくたちは友だちになったんだ。今そのツイートを見返すとなんかおもしろいよね!ファンのみんなもそのツイートをたくさんリツイートしてくれたよ。2015年だったかな?かなり前のことだね。
【動画】2015年「アメリカン・アイドル」に出演した時のダニエル
――まるで運命を感じますね。
コービン:ああ、そう思うよ!
――今年2月に新曲「トラスト・ファンド・ベイビー」をリリースされましたよね。こちらの楽曲はエド・シーランが手掛けたということですが、制作エピソードは何かありますか?
ジョナ:「トラスト・ファンド・ベイビー」はぼくたちにとってステップアップとなった曲だね。ぼくたちがエド・シーランに会ったのは約1年前のことかな。音楽授賞式「MTV ビデオ・ミュージック・アワード」で会ったんだよ。そしたら憧れのエドがぼくたちのところへやってきて、「ハロー、元気?君たちの音楽がすごく好きだよ」って言ってきてぼくはまさに「オーマイゴッド」ってなったんだ。あのエドがぼくたちのことを知ってくれているんだって。それから1か月後、レーベルの人たちがぼくたちのところに来て「エドが曲を書いてくれたよ」って言ってきたんだ。ぼくらは「わお!オッケー。それはクールだ!」ってなって、彼のメインプロデューサーであるスティーヴ・マックと共に、スタジオで何度かレコーディングしたんだ。
ダニエル:「トラスト・ファンド・ベイビー」はすごくクールなメッセージが込められているんだ。女性の内面の大切さについて歌っていてそこも好きだね。まずエドが書いてくれたことがすばらしいし、メッセージも音楽もすばらしいし、本当に光栄だったね。
ジョナ:エドは、いつか娘ができたらこの曲を聞かせたいって話していたよ(笑)!
【動画】「トラスト・ファンド・ベイビー」ミュージックビデオ
――8月31日には待望のファーストアルバム「8 レターズ」をリリースされますよね!こちらはどういったアルバムになっていますか?またどんなメッセージが込められていますか?
ダニエル:2年このアルバムのために、合うサウンドを探すために時間を費やしたよ。だからこのアルバムはまさに「ホワイ・ドント・ウィー」のサウンドのアルバムになっているんだ。作った曲全てに誇りを持っているし、実際70曲くらい作ってレコーディングして、そして8曲を厳選したんだ。そしてアルバムのタイトルも「8 レターズ」になっているよ。
――それだけ厳選された渾身のアルバムになっているんですね。
コービン:そうなんだ。ぼくたちみんなこの8曲にしぼったことに同意しているよ。この8曲は今まででもっともパワフルなものだと思ったからね。アルバムがリリースされるのが本当に楽しみだよ!
【動画】「8 レターズ」ミュージックビデオ
――最後に日本のファンへメッセージをお願いします。
TVグルーヴの読者のみなさんこんにちは、「ホワイ・ドント・ウィー」です!応援本当にありがとうございます!みんな愛しています!
(インタビュー終わり)
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【商品情報】
ホワイ・ドント・ウィー / WHY DON’T WE
デビュー・アルバム『8 レターズ / 8 Letters』
日本盤 発売日:2018年9月12日
配信日:8月31日 ※日本盤ボーナス・トラックは収録されません。
【初回限定盤 CD+DVD】
『8 レターズ [初回限定盤 CD + DVD]』
(WPZR-30824/25)\2,500+税
▼CD
1. 8 レターズ
2. トーク
3. チューズ
4. イン・トゥー・ディープ
5. フレンズ
6. ハード
7. フックド
8. フォーリング
9. トラスト・ファンド・ベイビー*
10. ジーズ・ガールズ*
11. サムシング・ディファレント*
*日本盤ボーナス・トラック
▼DVD(Music Video)
01. トラスト・ファンド・ベイビー
02. フックド
03. サムシング・ディファレント
04. ジーズ・ガールズ
05. トーク
【通常仕様盤 CDのみ】
『8 レターズ [通常仕様盤]』
(WPCR-18079)\1,980+税
1. 8 レターズ
2. トーク
3. チューズ
4. イン・トゥー・ディープ
5. フレンズ
6. ハード
7. フックド
8. フォーリング
9. トラスト・ファンド・ベイビー*
10. ジーズ・ガールズ*
11. サムシング・ディファレント*
*日本盤ボーナス・トラック