8月20日に開催された、MTV主催のVideo Music Awards(VMA)授賞式にて、今年4月に亡くなったAvicii(アヴィーチー)を悼む場面がほぼなかったとして、ファンが怒っている。
今年のVMAにて、アヴィーチーの楽曲「Lonely Together」は、最優秀ダンスビデオ賞を受賞した。しかし式中にこの部門が発表され、賞が贈られる場面は一切なかった。
唯一、コラボレーション相手のリタ・オラは、別部門のプレゼンターとして登壇したときに、自分たちの受賞を短く発表。「アヴィーチーのため、彼の素晴らしい才能のために騒ぎましょう」と述べるだけにとどまった。
加えてファンたちは、そもそもトリビュートが存在しなかったことにも不満を抱いているようだ。Cosmopolitanがツイッターでの反応をまとめている。
「みんな、こんなに早くアヴィーチーのことを忘れてしまったのか???」
「なんじゃこりゃ。まるでアヴィーチーは無駄に死んだみたいだ。彼はきちんとしたリスペクト、そしてトリビュートに値する人物だ」
「しかるべき人たちが、アヴィーチーのために発言しなくちゃいけない」
「アヴィーチーがVMAに無視されて傷ついた。彼に言及してくれた、リタとビービー(・レクサ)に喝采を」
「・マドンナはアレサのトリビュートを台無しにして、自分の話ばっかり
・アヴィーチーは受賞しても言及なし
・デミに関する声掛けもなし、いまリハビリ中で、しかも誕生日だったのに
・The Carters(ビヨンセ&ジェイ・Z夫妻)が最優秀賞を奪われた今年のVMAは、まじでクソ」「アヴィーチーのために黙とうすら設けられなかったわけ?」
「VMAってアヴィーチーのトリビュートしたっけ…?」