歌手のKESHA(ケシャ)が以前、音楽プロデューサーのドクター・ルークに対し「レイプされた」と訴訟を起こした事件に関し、歌手のケイティ・ペリーとレディー・ガガが供述。その一部が公開された。
歌手のKESHA(ケシャ)は「レイプや虐待を受けた」とし、ドクター・ルークに対し訴訟を起こした。しかし彼は「根も葉もない、契約を優位にするためのウソである」と主張を続け、調査が進められた結果、2016年2月ごろ、ケシャがニューヨークで起こしたすべての起訴は取り下げられた。
裁判所によると、ケシャは2016年の2月、歌手のレディー・ガガに対し「ドクター・ルークがケイティ・ペリーをレイプした」という旨のメールを送ったといい、このことが大きな噂となった。しかし今回、ケイティは弁護士とのやりとり中これを否定。ケイティの供述のやりとりの一部が書面で公開された。
ドクター・ルーク側の弁護団は8月27日、ケイティと弁護士のやりとりの一部を書面で公開した。
弁護士「ドクター・ルークはあなたをレイプしましたか?」
ケイティ「いいえ」
弁護士「ドクター・ルークは性的嫌がらせをしましたか?」
ケイティ「一切ありません」
弁護士「彼にフルニトラゼパム(睡眠導入剤)を渡されたことは?」
ケイティ「ありません」
弁護士「ドクター・ルークと肉体関係、または恋愛関係にあったことは?」
ケイティ「ありません」
さらにレディー・ガガの供述も一部公開され、ガガはレコード会社「Interscope Geffen A&M Records」のCEOであるジョン・ジャニック氏から「ケイティもケシャと同じくレイプされたことがある」と聞いた、と弁護士に証言している。
ドクター・ルークの弁護人は「ケシャがレイプの話を作り上げたということは、今や周知の事実となってきています。しかしドクター・ルークの傷ついた評判は簡単には拭えません。嘘の訴えによって人を告訴するのは極悪な行為です」とケシャを批判した。