マーゴット・ロビー(28)が、悲劇の女優シャロン・テートに扮したショットが初めて公開された。
クウェンティン・タランティーノ監督の最新作「Once Upon a Time in Hollywood(原題)」は、1969年にカルト指導者チャールズ・マンソンと信者たちが起こした実際の殺人事件を扱った映画だ。本作において、マーゴット・ロビーは妊娠中だった赤ん坊とともに殺された被害者、そして映画監督ロマン・ポランスキーの妻だったシャロン・テート(享年26)を演じる。
インスタグラムを通じて、マーゴット自身が初めてシャロンに扮したショットを公開。60年代らしいミニスカートでの1枚をお披露目した。
故シャロン・テートの妹デブラ・テートは、遺族の立場から、当初は本作に対して「姉の死を搾取している」として批判的な立場をとっていた。しかし本人のツイッターによれば、タランティーノらは精いっぱいの誠意をもって彼女を口説いたようで、いまの彼女は「タランティーノたちは、この映画がなんたるかを理解している」と好意的だ。
タランティーノらはデブラ・テートに対して、脚本を公開、ビジョンを説明する場を設けたとのこと。「私は姉のレガシーを保護し、姉の思い出が利用されないようにしなくてはなりません。クウェンティンは、私と約束してくれた。誇りをもって、100パーセント本作を支持します」
本作には、レオナルド・ディカプリオ、ブラッド・ピット、アル・パチーノらが主演。2019年の公開を予定している。