SNSスターで、モデル、俳優として活躍するキャメロン・ダラスが来日を果たした。
キャメロン・ダラスは、全世界に4,700万人以上のフォロワー数を誇るSNS界の王子。2012年にSNS上に動画を投稿し始めると、イケメンがおもしろ動画を投稿していると話題に。瞬く間に世界中で注目のSNSスターとなった。さらに「ネットフリックス」では、キャメロンを追ったドキュメンタリー番組「密着! キャメロン・ダラス ~ソーシャル・スターの素顔~(原題:Chasing Cameron)」が配信されている。
またキャメロンは、「カルバン・クライン」や「ドルチェ&ガッバーナ」といった有名ブランドのモデルを務め、俳優としても活動するなどマルチに活躍している。
今回来日を果たしたキャメロンは、9月1日に都内にて日本で初となるファンイベント「Cameron Dallas Premium Party」を開催。日本のファンたちと交流を果たした。
そんなキャメロンにTVグルーヴは単独インタビューを実施。SNSでスターダムを登り詰めるまでの過程、SNSのメリット&デメリット、モデル活動、俳優活動、そして今後の音楽活動についてなどたっぷりと語ってもらった。
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――今回の日本滞在はいかがですか?
日本は大好きなんだ!あちこち観光しているんだ。そして今回はお父さんも一緒に来たんだよ。一緒に海外に行くのは初めてだからとってもクールだよね。
――何か日本食は食べられたりしましたか?
寿司を食べたよ!ただ冬瓜の上にいくらが乗っている食べ物がちょっと苦手だったかな(笑)。なんかメロンっぽくて(笑)。
――キャメロン・ダラスさんは、動画アプリ「Vine」で一躍有名になり、現在ではSNS界のスターとして知られていますよね。そもそもなぜ「Vine」でオモシロ動画を投稿しようと思ったのでしょうか?キッカケなどはありますか?
一番最初は「インスタグラム」から始めたんだよ。ただ真剣に何かを撮影するよりも、もっと自分のおもしろい面を撮影したいと思ったんだ。だからそういったコメディタッチのものを「Vine」で投稿し始めたんだよ。
――SNSをやってよかったなと思うことはなんですか?
よかったと思うことは、ぼくが投稿することで世界中にファンができたということだね。こうやって東京にもファンができて、クレイジーなくらいうれしいよ!
――逆にSNSを使っていて難しい、大変だなと思うことは何ですか?
ぼくはキャプションをつけるのが苦手なんだ(笑)。だからいつも友だちに「この動画になんてキャプションつけたらいいかな?」って聞いたりするんだよ(笑)。
――ドキュメンタリー番組では、SNSの投稿で居場所がばれて人がたくさん押し寄せて大変なことになってしまうということがありましたね。そういった面も大変なのでは?
そうだね。あまりやらないようにしているけど、時と場合によってはここにいるよって知らせるのもよかったりするよ!
――SNSからスターになるというのはとても現代的ですね。急激に有名人になってどんな心境でしたか?
ニューヨークで初めてファンミーティングをした時、「ここに行くよ!」って投稿したら、人が少ないエリアのショッピングモールにいたんだけど、裏から入っていこうとしてドアをパッと開けたら何百人という女の子たちがいたんだ!全員が自分をめがけて走ってきて、本当に走って逃げたよ(笑)。その時、自分が有名人になったことを実感したね。
――魅力的なSNS投稿をするために、みんなも実践できるようなテクニックがあったら教えていただけますか?
トレンドになってるハッシュタグの「〇〇チャレンジ」とかいいんじゃないかな!あとはミームなどのネタをリメイクしてみるとかいいと思う!
――Netflixではキャメロンさんやマグコンのメンバーたちに密着したドキュメンタリー「密着! キャメロン・ダラス ~ソーシャル・スターの素顔~」が公開されています。長期密着取材を受けてみていかがでしたか?
結構大変な時もあったけど、ぼくはエグゼクティブプロデューサーもやっていたから、編集作業にも携わっていたよ。同じ作業の繰り返しもあったり、時には撮影されたくないこと、聞かれたくないこともあったりしたけど、最終的には誇りに思える作品になったよ。出演者のみんなもそう思っているんじゃないかな。そしてスタッフたちも気をつかってくれていたと思う。
【動画】「密着! キャメロン・ダラス ~ソーシャル・スターの素顔~」
――このドキュメンタリーでは「マグコン」でのツアーに密着していますね。ツアーではいいことも大変なこともたくさんあったと思いますが、そこから何を学べたと感じますか?
四六時中撮影されるのはあんまりよくないということかな(笑)。振返ってみると、もうちょっとあの場面でこういう風にできた、言いたいことをもっとクリアに言えたと思うこともあったよ。そういう部分は学ぶことができたね。
――現在ではモデル、俳優、歌手活動も今後していくそうですね?まずモデルとしてなんですが、キャメロンさんは「カルバン・クライン」や「ドルチェ&ガッバーナ」のモデルを務めていますよね。モデル活動はいかがですか?
すごくクールなことだと感じているよ!最初はインスタグラムでセルフィーを投稿するところからはじまって、そこから姉のラップトップを借りてセルフタイマーをつけて撮影したり、フォトショップを使ったりしていたんだけど、今では「カルバン・クライン」や「ドルチェ&ガッバーナ」の広告もやっているし、ランウェイも歩かせてもらったんだ。そしてぼくのお母さんはファッションショーを生で見るのが夢だったから、ショーにお母さんを招待することができてとってもうれしかったよ!今は音楽活動に集中しているから、ショーや撮影は控えているんだけど、その世界に戻ってきたら、今度は音楽で学んだことを生かしたいと思っているよ。
――また音楽活動にも力を入れていくと話していましたが、具体的な予定は何かありますか?
最近メキシコで初めてのミュージックビデオの撮影をしたんだ!とってもクールだったよ。ぼくの犬のバンディットも撮影に参加したけど、彼はいい仕事したね!新曲はもうすぐリリースされる予定だよ。ファンのみんなの反応が楽しみだよ!
――新曲はどういった曲になっているのでしょうか?
サウンドはR&B×ポップになっているよ。ちょっと悲しいバラードで、今プロダクションの作業をしているんだけど、とってもいい曲に仕上がっているよ!この曲は2年前に書いたんだ。ぼくが初めて書いた曲だよ。
――ご自身が作詞されたということですが、どんな想いが込められていますか?
この曲はプロダクション面でも携わっている友人のサイモンと共に作り始めたんだ。元々は今までちゃんとした彼女がいなかったんだよねという話から、サイモンが音を探してきてくれてたんだ。ツアーが終わった直後で、彼が持ってきたビートに合わせて曲を作っていったんだ。タイトルにあるように「なぜぼくは会うべき人とまだ会えていないんだろう」ということがテーマなんだ。
――キャメロンさんの実体験、自分の想いが込められているんですね?
そうだよ。
――キャメロンさん自身は普段どんな音楽を聴いたり、インスパイアされているのでしょうか?
最近は自分の曲に集中したり、一緒に制作した友人の曲をよく聴いているけど、基本はなんでも聴くよ!カントリーからヒップホップ、R&B、クラシック、バンドとかもね。あとEDMも。
――映画「The Outfield」に出演、「EXPELED」では主演を務めるなど、俳優業にも力を入れているキャメロンさんですが、今後俳優しての活動で何か予定はありますか?
今は音楽に集中していて、俳優業の予定はないけど、シングルとアルバムが出たらまた演技のこともやってみたいね。「The Outfield」や「EXPELED」は若い子たちにとっていい作品だけど、将来はシリアスでドラマティックな、人を泣かせられるような役をやってみたいよ!
――色々お答えいただきありがとうございました!最後にTVグルーヴの読者へメッセージをお願いします。
TVグルーヴの読者のみなさん、そしてファンのみんなのことを愛しています!ぼくの新曲がもうすぐリリースされるから楽しみにしていてね。アリガトウ!
(インタビュー終わり)